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会期
2011年4月29日(金)~ 5月22日(日)
13:00~19:00 5月9日、16日(月)休み 入場料 \300
期間中何度でも入場出来るパスポート制です。
終了しました。
2011年3月11日 未曾有の大地震・大津波が東日本全体に襲いかかりました。宮城県内においても、その被害は甚大で、多くの尊い命が失われ、将来への希望が未だ見えない日々が続いています。その震災当日、ひとつの写真展が初日を迎えようとしていました。午前中に搬入、展示を終え、午後の開幕を迎えた直後、予告なしに地震は起こりました。その後、展示会場へのシャッターは閉じられ、展示された作品はその場に誰の目にも触れられることなく取り残されました。
『Energy』と名付けられた写真展。それは、ある専門学校の写真学科の卒業生とその講師である写真家黒田克夫氏によるものでした。そこでは、写真を将来の糧として希望を持って社会へと旅立つ若者たち、そしてそれを見守るように情熱を持ち指導してきた黒田氏との確かな証しが見られるはずでした。
カロス・ギャラリーは東北で唯一の写真専門商業ギャラリーとしてオープンしました。写真を愛する多くの方々、才能ある無名の写真家らに発表の機会を持ってもらえるよう公募での企画も多く行っています。当然のように、このまま終わらせるにはあまりにも理不尽との単純な想いが始まりになったのです。
震災直後の混乱した中、残念ながら、卒業生諸氏の参加はかないませんでしたが、黒田克夫氏の作品を『Origin and its Possibility』(「原点そしてその可能性」)として発表出来ることになりました。黒田克夫氏は、3D写真のパイオニアであり、ピンホール写真による作品を数多く発表している写真家です。本写真展は、カメラの原点「カメラ・オブスクラ」そのもののであるピンホール写真と写真自体の可能性を拡げる3D写真を同時にお見せすることに意味を持っています。3D作品には、JAXAの協力の元、はやぶさが撮影したイトカワの近接写真の2D画像を3D画像に変換し、作品化したものを東北初公開で予定しています。
今は目の前が真っ暗で一筋の光すら見えないかもしれませんが、はやぶさそしてそれを支えた人々のように諦めず現実と向き合うことが必要とされています。そして、今一度、原点に振り返り、勇気を持って新たな可能性へ向けての一歩を踏み出していこうとのエールでもあるのです。
入場料は期間中何度でも使用出来るパスポート制とし、お子様を含め多くの方々が楽しんで、鑑賞していただけるようにします。
また、作品販売及び入場料収益の一部を被災地支援として、日本赤十字社を通し寄付させていただく所存です。
多くの方々のご来廊を心より願っております。






