Kazuumi_Takahashi / Kalos Gallery

会期
 2009年8月18日(火)~10月17日(土)
 13:00~19:00、日曜月曜休み

終了しました。

High20Tide20Wane20Moon09.jpg
(C) Kazuumi Takahashi

作品で意識したテーマは「引力」です。「月の満ち欠け」「星の動き」は太陽と地球の引力の仕業であり、「波や潮」は「月」の引力の作用であり、だから「月」と「海」の写真は一体なのです。「海」は、漁師の家に生まれ育った自分にとって原風景であり、生活の根幹です。漁師は必然的に「潮の満ち引き」に敏感に反応しています。(高橋和海)

2008年に米国Nazraeli Pressより初写真集“High Tide Wane Moon”を刊行した新進気鋭のアート写真作家高橋和海(タカハシ・カズウミ)の写真展「ムーンスケイプ」を開催いたします。本展では日本全国で撮影された、一連の月と海の組写真が展示されます。

高橋は漁師の子供として幼いときから海の近くで生活していました。月の引力は海に影響を与ており、その潮の満ち引きは彼の一日の行動に大きな影響を与えていたそうです。この幼少時の経験が本プロジェクトの背景です。

又、本作は月や海を撮影した癒し系のイメージだけではありません。“引力”をテーマにした作品コンセプトも明快です。月と海の写真が対で提示されることで、私たちが普段忘れがちな自然の大きな営みを思い出させてくれます。宇宙のなかの小さな自分の存在に直感的に気付き、自らを客観視できるのです。高橋の写真を見て感じるだけで、まるで瞑想のように、枯渇していたエネルギーが再注入されるような感じがします。

昨年、米国ポートランドで開催された個展では多くの観客を動員するとともに、“Moonscape(月風景)”は杉本博司の“Seascapes(海景)”、柴田敏雄の“Landscape(陸風景)”の流れを継ぐ日本人作家による優れた風景写真と高く評価されました。季語を思い起こす月の扱いと、その奥深い写真世界の広がりから、俳句を連想するという意見も多く聞かれたそうです。

高橋和海ワークショップ、ビューイングイベント企画を変更致しまして、
会期中にフリートーク&ポートフォリオレビュー「ワンランク上の写真術」を開催します。

○写真家高橋和海氏、ブリッツ・インターナショナル代表福川芳郎氏を迎え、フリートークとポートフォリオレビューを行います。

日時 2009年10月4日(日) 第1部 フリートーク 13:00~14:00 (開場12:30)
             第2部 ポートフォリオ・レビュー 14:15~16:00 (希望者のみ)
定員 15名程度 予約制 先着順
参加費 フリートークのみご参加の方 1名 \1,500 (税込)
    ポートフォリオ・レビューまでご参加の方 1名 \3,000

当日は、御予約の無い方はご入場出来ませんので、ご了承願います。

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